FROM:山端基靖
今日は、主婦の値打ちの計り方について。
協業家庭(夫が就業して妻が主婦をしている家庭)の場合。
ご主人は、自分の働きの値打ちを、給料などの収入で知ることができます。
収入がすべてではありませんが、目安として知ることができます。
じゃあ奥さんは?
というと、奥さんの働きの値打ちは、ご主人が家に入れてくれるお金に反映されるようです。
20万円稼いで、それをすべて入れてくれるなら、奥さんの値打ちは20万円。
30万円なら30万円。
50万円なら50万円。
そして、100万円稼いでも、家に入れてくれるお金が10万円なら、奥さんの値打ちは10万円。
そんなかんじです。
主婦に限らず、その人の値打ちは、忙しさとは比例しません。
大変さとも比例しません。
長時間労働なのに安月給の人もいれば、短時間労働で高給を得ている人もいます。
大変な労働を強いられて安月給の人もいれば、その逆の人もいます。
この違いは何かというと、お金を支払う側が、どれだけ価値を感じているかです。
たとえば、、、
コンサルティング(経営上のアドバイス)をたった1時間してもらうだけなのに、何十万何百万と支払う人はたくさんいます。
カウンセリングをたった30分してもらうだけなのに、十万円以上支払う人もいます。
支払う側としては、それだけの価値を感じているので、自分から相談に行っているんですね。
サラリーマンでも、会社側がその人に価値を感じれば、給料は上がります。
その人が会社に価値を与えてくれた見返りとして、です。
ご主人が奥さんにひたすら感謝して感謝して、
「もうこのかわいい妻のためならなんでもしてあげたい」
と思うほど感謝すれば、ご主人の収入は上がります。
奥さんに恩を感じて価値を感じて、それに見合うだけのことをしてあげたくなる。
すると不思議と、収入が上がります。
公務員でも、です。
本当です。
ご主人が仕事から帰った後、子供のオモチャがゴチャっと散らかっている。
なにかと言い訳して、食事の用意もできていない。
もしこういう感覚でいるなら、
「このかわいい妻のためなら‥‥」
とは思ってもらえません。
ということは、収入も上がりません。
お金が家に入ってきません。
この話をすると、
「主婦は分が悪い」
「こっちのほうが大変なのに」
という反応をする方もいます。
たしかにそうかもしれませんが、自分の言い分を主張しても堂々巡りです。
他でもない自分の伴侶ですから、毎日毎日、価値を感じてもらってみてはいかがでしょうか?
その分だけ自分の値打ちが上がって、自分に返ってくることうけあいですよ。
ではまた。
追伸(男性の方へ)
今日の話は、奥さんの立場から見てのものです。
奥さんを責めるための口実としては使えません。
そんなことをすると逆効果になりますので‥‥。
山端基靖
※このブログは、家庭力アップメルマガの内容を転載したものです